与五沢矯正研究会について

品格のある質の高い矯正歯科臨床の探求
正しい矯正歯科治療とは何だろう
真剣に考え、正しさ・上質・美しさを求める方へ

研究会の創造

与五沢矯正研究会 ディレクター 与五沢 文夫

1972年の秋、私はアメリカから帰国し、持ち帰った矯正臨床の術式を私の仲間の矯正医に公開しました。その後、毎年一回、矯正専門をめざす矯正医を対象に、一週間の少人数の講習会を開催しました。1979年、受講生の中の5名の有志が発起人となってスタディーグループが設立されました。それが当会です。

与五沢ディレクター ごあいさつ 与五沢ディレクター インタビュー

本年度会長のごあいさつ

第39回会長 金井鐘秀

6年間の歯学教育を終え歯科医師となった若者にとり、矯正歯科の専門医になるということは、現状では未来に胸躍らせる選択ではないかもしれない。しかし、多くの患者さんが矯正治療を希望され、その全てが良質な医療を望むことは想像に難くない。歯科医療の目的は口腔内を健全な状態に保ち、生涯にわたり摂食に不自由しないことであるなら、歯科矯正治療はその最も基本的部分を支える医療であるといってよいであろう。しかし、歯科矯正治療は歯科医師であれば誰でもが良質な治療結果を提供できるほど安易な作業なのだろうか、その答えは現在の混乱した矯正歯科の世界を見れば明らかである。良質な医療の提供が可能となる背景には良質なトレーニングの集積が必要であることは明らかで,歯科矯正治療においても例外ではなく、むしろ歯科矯正治療の持つ専門性ゆえに治療結果はその術者の経験したトレーニングの質や量を反映するといってもよいであろう。知識・技術・経験・人間性、これらの要素の向上を目的とするが、どこで、何を学び、どう考えるかそして、自己にどのように振り返ることが出来るかがそのトレーニングの要となると考えられる。そしてその水準が向上すればする程、職業としての誇りが持たれ、個人の人生観を豊かにするのではないだろうか。生涯の職業として歯科矯正に従事することを選んだのであれば、高い意識の元で研鑽を積み、良質な医療が提供できる良質な矯正歯科医師でありたいと願う。