研究大会報告

第27回与五沢矯正研究会報告

 第27回研究会は、中川会長のもと、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにて開催されました。
今回は、茂木健一郎先生、養老先生をお招きして、特別講演を行いました。切れのある中川会長の企画により矯正臨床家として持っていたい「脳」その中身とシステム-どのように才能をのばしていくのか-興味深い取り組みにより、会員各位が何かを感じ吸収した2日間でした。

第27回副会長 寺田 康子

日時 2005年 4月 11日(月)・12日(火
会場 ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル

日程

第1日目
(11日)
症例提示 今回は特にテーマを決めずに従来通りの形式で行いました。
若手からベテランの先生まで、持参症例を基に活発な意見交換がなされ、充実した時間が過ごせたと思います。
研究報告
 ([ ]内はディスカッサー)
「ヘッドギヤを使用した第1期開口治療の考察」 寺田 康子 [数寄 真美]
「歯型と不正咬合」 姫野 良祐 [早川 龍]
「日本における口唇裂口蓋裂治療の現状と片側性唇顎口蓋裂治療に関する多施設比較研究」 朝日藤 寿一
森田 修一
[石井 一裕]
症例報告
 ([ ]内はディスカッサー)
「口元を過度に後退させてしまった埋伏症例」 朝倉 照雄 [大内 英明]
「第1期の治療を行ったAngle III級 High angle case 」 岡村 千晴 [寺田 康子]
「転医症例」 嘉数 好哉 [有松 稔晃] 「6本抜歯を行った中位咬合,叢生歯列弓の症例」 森田 修一 [野田 修司]
特別報告
 (司会進行:寺田 康子)
「CTについて」 与五沢 文夫
第2日目
(12日)
研究報告 ([ ]内はディスカッサー) 「顎顔面の対称性についての一考察」 山下 博史 [浜崎 広二朗]
「日本人成人の頭蓋頭面における硬・軟組織の加齢に伴う変化」 池 元太郎 [森田 修一]
症例報告 ([ ]内はディスカッサー) 「埋伏歯開窓牽引症例」 堀 正裕 [後藤 尚昭]
「変則抜歯にて治療した変色歯を有する成人開咬合症例」 松岸 潔 [樋口 育伸]
「上突咬合・下後退顎・High angleの一治験例」 小池 浩夫 [大野 秀徳]
特別講演 「脳と心の不思議な関係」 茂木 健一郎
養老 孟司

茂木健一郎さんと養老孟司さんの特別講演という大企画がありましたので、今回は特にテーマを決めずに症例報告と研究報告をして頂きました。以前は在籍10年までに両報告を行うという努力目標があったように記憶していますが、私自身を含め、発表のチャンスを逃してしまったという先生もいらっしゃるのではないかと考えました。そこで若手の先生はもちろんベテランの先生にも声をかけさせて頂いたところ、多くの先生に発表をして頂くことができ、少々過密スケジュールとなってしまいました。もっとディスカッションがしたかった、という欲求不満を残された方も多かったのではないでしょうか。来年28回大会では多いに矯正臨床を語りあいましょう。