過去の講習会
2026年 与五沢エッジワイズ講習会
与五沢エッジワイズ講習会が、アマンカルとYogosawa Memorial Hallにて行われました。
池 元太郎 2026年6月3日~6日および9月6日~9日の2期に分けて、与五沢メモリアルホールを会場に「与五沢エッジワイズシステム講習会」が開催されました。 講師には、昨年に引き続き金井鐘秀先生、関康弘先生、星隆夫先生、有松稔晃先生をお迎えし、運営補助として私を含め約10名のスタッフが参加しました。 今回の受講生は、大学医局員4名、勤務医・開業医4名の計8名でした。経験年数には差があるものの、全員がワイヤーベンディングの経験者であったため、実習は概ね予定どおり順調に進みました。また、講義も講師の先生方が余裕を持って進めてくださり、大変充実した内容となりました。


本講習会は合宿形式で行われます。宿泊会場となったYogosawa Foundation所有の宿泊施設「アマンカル」は、リノベーションを終え、以前と比べて格段に清潔で快適な環境となりました。毎回の食事も大変美味しく、受講生の皆様からも好評をいただきました。また、夕食後にはお酒を交えながら矯正臨床について語り合う時間もあり、私自身も皆様と楽しいひとときを過ごすことができました。講習会の生活面を支えてくださったスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。


恒例のバーベキューパーティーは、前期・後期ともに3日目の夕方に開催されました。美味しい串焼きやお肉、そしてお酒を囲みながら、受講生と講師陣が親睦を深める貴重な機会となりました。
差し入れをしてくださいました先生方にも、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。


講習会の最後に、受講生の皆様に感想を伺ったところ、「本当に面白く、充実している」という嬉しい言葉をいただきました。その言葉を聞き、私自身も大きな喜びと感動を覚えました。そして、与五沢先生の思いが、この講習会を通じて確実に次世代へと受け継がれていることを実感いたしました。

このように、本年も多くの皆様のご支援とご協力のおかげをもちまして、「与五沢エッジワイズシステム講習会」を無事に開催することができました。講師の先生方をはじめ、運営に携わってくださったスタッフの皆様、そして受講生の皆様に、心より感謝申し上げます。
与五沢エッジワイズシステムの理念と技術を次世代へと引き継いでいくため、本講習会は今後も継続してまいります。受講に関心をお持ちの先生方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
「2026年 与五沢エッジワイズ講習会に参加して」
岸本奈穂
2026年6月・9月に与五沢文夫先生の教えを継承する、スタンダードエッジワイズシステムの真髄を学ぶ貴重な講習会に参加させていただきました。
錚々たる講師の先生方から、長年の臨床経験に基づく膨大な知見を直接ご指導いただけるという大変貴重な環境に、参加前から身の引き締まる思いでした。
講習会は、講義と実習を中心に進められました。
講義では、これまで自分にはなかった視点や考え方を数多く学ぶことができ、日々の臨床に直結する内容を、一つひとつ丁寧にご指導いただきました。普段の臨床で感じていた疑問についても、その背景にある考え方から学ぶことができ、大変有意義な時間となりました。
実習では、チームに分かれ、講師の先生が受講生数名に対して直接ご指導くださる形式で行われました。そのため、自分の疑問や相談したいことをその場ですぐに伺うことができ、実際に手を動かしながら理解を深めることができました。
経験の浅い自分が講習についていけるのか、最初は不安もありましたが、講師の先生方が細かなところまで気を配り丁寧にご指導くださったおかげで、安心して実習に取り組むことができました。
また、講義・実習後には、スタッフの皆様がご用意くださった食事を囲みながら、講師の先生方や受講生の先生方とさまざまなお話をさせていただきました。
食事の席でも臨床について相談させていただくことができ、講習会の時間だけでは得ることのできない貴重な学びの機会となりました。先生方や受講生の先生方との交流も含め、毎日がとても楽しく、充実した時間でした。
さらに、講習会後に開催された「矯正臨床を語る会」にも参加させていただきました。これまで自分が経験したことのない貴重な症例を拝見し、先生方のディスカッションを直接伺うことができたことは、大変勉強になりました。症例に対する先生方の考え方や治療結果を拝見する中で、日々の臨床を振り返る貴重な機会にもなりました。
講習会を通じて、矯正治療における技術の大切さだけでなく、臨床家として患者さんと誠実に向き合う姿勢についても学ばせていただきました。
特に印象に残ったのは、数値だけを追うのではなく、目の前の患者さん一人ひとりの個別のバランス、治療目標、治療方針を考え、治療経過を丁寧に観察し続けることの大切さです。
治療前に立てた目標に対して、治療後に実際にどのような変化が起きたのか。その結果を振り返り、さらにその後の経過から学びを得る。その積み重ねこそが、臨床家として成長していくために必要なのだと感じました。
今回学ばせていただいたことを一度の講習で終わらせることなく、日々の臨床の中で実践し、結果を振り返り、また学ぶということを繰り返しながら、少しずつでも技術と臨床力を高めていきたいと思います。
最後になりましたが、大変貴重なお時間を割いてご指導くださった講師の先生方、細やかなご配慮と運営をしてくださったスタッフの皆様、そして互いに刺激を与え合い、学びの密度を高めてくださった受講生の先生方に、心より感謝申し上げます。
今回の講習会で得た学びを日々の臨床に還元し、一人でも多くの患者様の幸せにつなげていけるよう、これからも日々研鑽を重ねてまいります。
本当にありがとうございました。
「与五沢エッジワイズシステム講習会」を受講して
2026年6月3日〜6日、および9月6日〜9日に軽井沢のアマンカル・メモリアルホールで行われた「与五沢エッジワイズシステム講習会」を受講しました。前半・後半合わせて8日間、受講生、講師の先生方、そしてスタッフの皆様と共に過ごし、終日、講義や実習に打ち込む濃密な時間を過ごすことができました。
受講前は合宿形式ということもあり緊張して臨みましたが、講義では与五沢先生の著書『プラクシスアート』の内容をより深く掘り下げ、丁寧に解説していただきました。受講前には、本を読んだだけでは理解が不十分だった部分も、霧が晴れたように学びを深める事ができました。実習では、ワイヤーベンディング、自在ろう着、タイポドント実習へと進む中で、日頃の自分の臨床における甘さや至らなさに気づかされました。これからの診療に臨む姿勢を見つめ直す、大変良い薬になったと感じています。
講師を務めてくださった4人の先生方をはじめ、我々受講生を温かくサポートしてくださった先生方、スタッフの皆様方、本当に素晴らしい方々ばかりでした。豊富な知識と臨床経験はもちろんのこと、与五沢先生の教えの下に集い、同じ理想を共有されている中で、それぞれの個性が光り、相乗効果を生み出している輪の中で学べたことは、これ以上ない素晴らしい環境でした。初日からこの講習会が大好きな場所になりました。
また、毎日の講義と実習の後には、スタッフの皆様が高級ホテルやレストランと錯覚するほど美味しい食事を用意してくださいました。食後は受講生、先生方、スタッフの皆様とお酒を酌み交わしながら毎晩のように雑談を交わしました。とても和やかな雰囲気で、まるで昔からの知り合いであるかのように気兼ねなく、楽しい時間を過ごすことができました。
講義の時とは異なり、ぐっと近い距離で質問に答えてくださったり、ご自身の症例も見せてくださいました。もちろんそれだけではなく、他愛のない話でたくさん笑いました。普段は人見知りな私ですが、この8日間で尊敬できる大好きな先輩、新しい友人がたくさんできました。この機会を得られたことは、矯正の臨床を学ぶことと同じくらい価値があったと思います。
私は大学卒業後30年、矯正を始めてから20年以上が経ってしまいました。今振り返ると、無駄に過ごしてしまった時間も少なくなかったと感じます。講習会を終えた今、日頃の臨床への反省と、素晴らしい時間が終わってしまった寂しさを感じると同時に、「もっと早く受講していればよかった」と少し後悔しています。
講習会で学んだことを100%実現することはすぐには難しいかもしれませんが、少しでもその高い領域に近づけるよう一歩一歩努力を重ねてまいります。そして、講習会の受講だけで終わらせることなく、今後ともご指導をいただけるよう精進してまいります。
最後に、このような素晴らしい機会をご提供くださった与五沢先生をはじめ、講師の先生方、サポートしてくださった先生方、全てのスタッフの皆様方に心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。