代表理事の声
YogosawaFoundationは、Yogosawa Edgewise Systemの理念や概念を、次代の歯科矯正臨床医に継承し、歯科矯正学や歯科矯正臨床の向上に寄与するとともに、ひいては国民の健康や健全な精神の育成に貢献することを願って活動している組織です。
今年も第46回与五沢矯正研究会学術大会が、令和6年4月14日(日)から16日(火)にかけて、長野県軽井沢にある研修施設アマンカルとYogosawa Memorial Hallにて開催されました。
学術大会はYogosawaFoundationにとって、毎年開催される大切な大会ですが、4月の軽井沢にしては珍しいほどの暖かさの中で、無事終了する事が出来ました。大会長の山田秀樹先生を始め沢山の方々に感謝申し上げます。
今大会は、私たちにとって、かけがえのない存在であった、与五沢文夫先生が昨年12月に突然逝去されてから開催される、初めての大会となりましたが、特別講演、会員による研究発表や症例報告などが行われ、例年にもまして、与五沢文夫先生に対しての敬意が感じられた大会となりました。
今回の大会を経験し、私達YogosawaFoundationには、長い間私達を指導して頂いたdirector与五沢文夫先生の精神が確実に私たちの身の内にある事を感じました。今後も先生の思いを引き継ぎ、日本の矯正臨床をより安全にし、そして安心して矯正治療を受けて頂ける様、私達は更なる努力と研鑽に努めて参ります。
マウスピース矯正が日本の矯正臨床の進む方向を惑わしている現在、生体にとって、心地良い状態を作ることができる矯正治療はYogosawa Edgewise System を置いて他にはありません。一人でも多くの矯正家にこのsystem を知っていただき、術者も患者さんも、後悔しない治療結果に浴していただきたいと思います。今後、コロナ禍で中断しておりました、Edgewise講習会も来年は再開して参ります。ぜひ多くの先生方に受講していただきたいと思います。
詳細はホームページにてお知らせして参ります。