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研究大会報告

第44回与五沢矯正研究会報告

~第44回与五沢矯正研究会オンライン大会を終えて~

2022年4月18日(月)オンラインにて、第44回与五沢矯正研究会を開催させて頂き、皆様の御協力の下無事終了することができました。与五沢ディレクターにおかれましてはいろんな事が重なり、本当にお忙しい中お時間をとってご指導いただきました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。また副会長の山田先生、理事の先生方には多くの手助け、励ましを賜り、本当にありがとうございました。
 現地開催を目指し、毎日考えない日がない程悩みながら準備を進めておりました。「Yogosawa Foundationに残すべきもの」というテーマで会員の先生方と考え合える京都大会にしたかったのですが夢叶わず残念です。また、予定していた懇親会では伊賀忍者実演ショーや伊賀牛をご堪能していただきたかったのですが、こちらも叶いませんでした。苦渋の決断でオンライン開催に変更させていただきましたが、参加者83名という多くのご参加に感謝申し上げます。また、オンライン開催に際し、接続テスト、リハーサル、本番のトラブル対応など、機転の利いた準備をT&Rサポートの斉藤さんに行っていただきましたこと、心より御礼申し上げます。
 大会は1日で9名の先生に症例報告を行っていただきハードなスケジュールでしたが、発表者の先生からは、気が引き締まり良い経験をした、症例を丁寧に振り返り伝えることの大切さがよくわかった、等の言葉をいただき、また、参加者の先生からは、症例報告メインだったが良い刺激を受けた、久しぶりに多くの症例をみれて満足できた、充実した1日だった、等うれしいお言葉をいただきました。涙が出るほどホッとしました。反省点はいっぱいありましたが、私が一番いい経験をさせていただいたと思っております。
 「Yogosawa Foundationに残すべきもの」はたくさんあります。それらをどのような形で残すのか?伝えていくのか? 世の中が加速的に変遷する令和時代に、知恵を出し合い行動しなければなりません。

第44回大会長 廣島邦泰

日時
2022年4月18日(月)
会場
オンライン開催
テーマ
Yogosawa Foundationに残すべきもの
日程
4月18日(月)
開会のご挨拶 河野 力 代表理事
廣島 邦泰 大会長
症例報告
前多 啓博「過蓋咬合・アングルⅡ級2類の一症例」(ディスカッサー 大野 秀徳)
青砥 聖二「混合歯列期の過蓋咬合の一治験例 過蓋咬合,叢生歯列弓,両後退歯列」(ディスカッサー 竹山 雅規)
宮城 美恵「咬耗の著しいⅡ級過蓋咬合成人男性症例」(ディスカッサー 妹尾 葉子)
三瀬 泰「上突咬合・過蓋咬合の一治験例」(ディスカッサー 澤田 美穂)
秋山 真人 「過蓋咬合の一治験例」(ディスカッサー 稲見 佳大)
坂東 智子「空隙歯列の過蓋咬合症例」(ディスカッサー 浜崎 広二朗)
大石 めぐみ「過蓋咬合・編位咬合・交叉咬合」(ディスカッサー 長沼 一雄)
小原 彰浩「上突咬合・過蓋咬合の一治験例」(ディスカッサー 山田 秀樹)
中川 公貴「過蓋咬合・下後退顎・上後退歯列・叢生歯列弓の一治験例」(ディスカッサー 中村 順一)
総評 与五沢 文夫 ディレクター
閉会のご挨拶 廣島 邦泰 大会長