成人症例、叢生を伴う下突咬合
治療担当者:山下 博史 ドルフィン矯正・小児歯科
治療前 Before Treatment
顔貌
口腔内
治療後 After Treatment
顔貌
口腔内
治療前 Before Treatment
治療方針
主訴は歯並びと噛み合わせの改善。
治療目標は下突咬合及び叢生歯列の改善。
前歯の咬合状態と叢生歯列の改善の為、第一小臼歯4本を抜歯して、治療を行った。
顔貌
口腔内
セファロ
パノラマ
治療後 After Treatment
治療経過 概要
治療経過の概要
患者さんは、前歯の噛み合わせと、歯並びの改善を希望して来院した。上下顎とも顎骨と歯牙の大きさに不調和があり、前歯の被蓋は反対で叢生が認められた。前歯の咬合状態と叢生歯列の改善の為、第一小臼歯4本を抜歯して、治療を行った。
患者さんの協力が得られたので、予定した治療期間よりも早く動的治療を終える事ができた。治療後には、下口唇の突出感が改善された。
顔貌
口腔内
セファロ
パノラマ
治療前後の比較(セファロの重ね合わせ)
〈左セファロ〉
治療前後のS-SNでの重ね合わせ(黒線は26歳3ヵ月、赤線は27歳9ヵ月)
〈右セファロ〉
治療前後の上下顎骨及び軟組織の重ね合わせ(黒線は26歳3ヵ月、赤線は27歳9ヵ月)
治療結果
上下前歯は後退している。
上下臼歯は近心に移動している。
下顎骨は僅かに時計回りに回転している。
下唇の突出感は軽減している。
治療経過 Progress
治療開始 26歳4ヵ月
治療後 27歳9ヵ月
保定中
保定 After Retention or During Retention
右下1及び2が動いているが、患者さんは気にならないとの事でした。
第三大臼歯の抜歯を勧めたが、同意を得られなかった。その他に特筆する様な変化は認められない。
顔貌
口腔内
セファロ
パノラマ
患者情報
咬合分類とコメント | 下突咬合 講成咬合位をとる事が可能で、下顎骨は前歯部の咬合により僅かに前方に誘導されている。(pass of closure) |
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抜歯部位 |
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治療開始時年齢・性別 | 26歳4ヵ月 女性 | ||||
動的治療期間 | 1年5ヵ月 |